日本遺産・世界遺産でもある岩手県平泉町の中尊寺本堂を舞台に収録した、”源義経”をテーマにしたクロストーク「芸能とたどる源義経-南部神楽・能楽・日本舞踊」のYouTube配信を開始しました。
源義経は、平泉の奥州藤原氏の庇護を受け、兄・源頼朝の平氏討伐で武功を上げますが、その後頼朝と対立し、平泉の地に追われて最期を遂げたとされています。義経のこの数奇な運命は、平泉町で例年ゴールデンウィークに開催される「春の藤原まつり」*で「東下り行列」として残されるばかりか、能や歌舞伎・日本舞踊などの演目となって今なお数多く上演されています。
*2020・2021年の「春の藤原まつり」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。
平泉周辺の地域一帯に伝わる南部神楽においても、源義経は欠かすことができない主題です。今回のクロストークでは、平泉周辺に広く伝わる南部神楽の一つ「牧澤(まぎさわ)神楽」の吉田聖樹さんと阿部大樹さん、中尊寺に縁の深い喜多流能楽師の佐々木多門さん、そして日本舞踊家の花柳源九郎さんをゲストに迎え、それぞれの演目に登場する「源義経」について、実演を交えながら語り合います。進行は、民謡をはじめ地域の芸能への関心が高い津軽三味線奏者の浅野祥さん。芸能を通じて、源義経の平泉への足跡と、義経像の表現の豊かさを紐解いていきます。
〇詳細は、イベントページよりご覧ください
https://nobodyknows.tours/event2021-03.html
〇プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000036123.html