RECORD
奇岩が連なり、鬼が棲むといわれていた国東半島。この地で千年の歴史をもつ仏教文化は、鬼と深い繋がりがあり、毎年旧暦の1月7日に行われる法会「修正鬼会」はその象徴的なものです。
鬼にちなんだ邦楽演奏と狂言、そして「修正鬼会」を特別に抜粋して再現。来場者は災厄払いとして、半ば逃げ惑いつつ、燃え盛る松明から飛び散る火の粉を浴び、最後には縁起物の丸餅「鬼の目」が撒かれて、福を分け合い笑顔に。
宇佐駅からのバスツアーでは、平安時代からの荘園が残る田染荘、鬼が一夜でかけたと言われる長い石段の先にある熊野磨崖仏、国宝の富貴寺をガイドと回って天念寺での公演へ。くにさきの豊かな自然と歴史を堪能しました。
プロの実演と、地域の様子がマッチしてすばらしかった!!(観客)
あたたかい地域のおもてなしが素晴らしかった。(観客)
日本人として大事にするべき文化を再確認し、この文化に誇りをもつことができた。(観客)
人生にまたとない驚くべき体験。一生忘れない。(観客・外国人)
大松明をこんな風に見せるのは考えんかったなぁ。かっこええなぁ! (伝統行事保存会の方)
公演を見て、改めて、六郷満山文化の素晴らしさと、そこに住んでいる人々の営みと繋がりを見ることができ、深く感動。(自治体担当者)
主催:文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
共催:豊後高田市
協力:長岩屋修正鬼会保存会、一般社団法人長唄協会、公益社団法人能楽協会
後援:環境省、地域創生インバウンド協議会
国東半島六郷満山に千年以上前から伝わるとされる伝統行事。 毎年旧暦の1月7日に五穀豊穣・無病息災などを祈り、仏の化身である鬼を「迎え入れ」て行われる。 今回は、赤鬼(災払鬼)と黒鬼(荒鬼)が燃え盛る松明を振り回し、暴れ踊る「鬼走り」などを含む1時間を特別に上演。 修正鬼会は、江戸時代には国東半島の20ヶ所以上の寺院で行われていましたが、 現在は天念寺、成仏寺、岩戸寺の3ヶ所だけで行われています。 なかでも、長岩屋地区は唯一、毎年の開催を維持しており、祭の時期になると、 地区を離れた若者たちも「修正鬼会」を後世に継承するため協力し、地元の小中学生にお囃子なども含めた指導を行うなど、 地域が一丸となってかけがえのない伝統行事を守り続けています。
*申込は先着順です。
*熊野磨崖仏では不安定な石段を20分ほどかけて登ります。
*ライブ会場では前列の席にお座りいただけます(ライブ前半のみ。修正鬼会では全員立ち見)
*宿泊をご希望の方は、別途ご案内いたします。