幸せの火の粉を浴びる 鬼と生きる奇跡の半島「くにさき」
奇岩が連なり、鬼が棲むといわれていた国東半島。この地で千年の歴史をもつ仏教文化は、鬼と深い繋がりがあり、毎年旧暦の1月7日に行われる法会「修正鬼会」はその象徴的なものです。
鬼にちなんだ邦楽演奏と狂言、そして「修正鬼会」を特別に抜粋して再現。来場者は災厄払いとして、半ば逃げ惑いつつ、燃え盛る松明から飛び散る火の粉を浴び、最後には縁起物の丸餅「鬼の目」が撒かれて、福を分け合い笑顔に。
宇佐駅からのバスツアーでは、平安時代からの荘園が残る田染荘、鬼が一夜でかけたと言われる長い石段の先にある熊野磨崖仏、国宝の富貴寺をガイドと回って天念寺での公演へ。くにさきの豊かな自然と歴史を堪能しました。
VOICE
プロの実演と、地域の様子がマッチしてすばらしかった!!(観客)
あたたかい地域のおもてなしが素晴らしかった。(観客)
日本人として大事にするべき文化を再確認し、この文化に誇りをもつことができた。(観客)
人生にまたとない驚くべき体験。一生忘れない。(観客・外国人)
大松明をこんな風に見せるのは考えんかったなぁ。かっこええなぁ! (伝統行事保存会の方)
公演を見て、改めて、六郷満山文化の素晴らしさと、そこに住んでいる人々の営みと繋がりを見ることができ、深く感動。(自治体担当者)
- 日時
-
2019年11月30日(土)
16:30開場/17:30開演/19:45頃終演(予定)
- 会場
- 天念寺(〒879-0731 大分県豊後高田市長岩屋1152)
- 料金
-
自由席 2,000円
立見券 1,000円
- 定員
-
自由席 60名
立見 40名
※自由席の方は、前半の60分程度(音楽、狂言、トーク)のみ着席にてご覧いただけます。
後半の修正鬼会では、イスの使用ができないため、全員立見となります。予めご了承ください。
※半屋外の文化財が会場となるため非常に冷え込みます。防寒対策をお願いいたします。
※修正鬼会では火の粉が飛び、洋服・持ち物が焦げる場合があります。予めご了承の上ご参加ください。
頭を保護するため、帽子やタオルなどをご持参ください。
- お申込み
- 本公演は終了しました
主催:文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
共催:豊後高田市
協力:長岩屋修正鬼会保存会、一般社団法人長唄協会、公益社団法人能楽協会
後援:環境省、地域創生インバウンド協議会
PROGRAM
-
邦楽演奏
-
・ 長唄 古典フレーズ組曲
(神舞、踊り地、さわぎ)
・ 長唄「黒塚」より 二景
(わらべ唄)
・ 長唄「黒塚」より 早笛
(鬼と化す)
・ 創作曲
「国東の鬼インスピレーション」
- 笛 福原百貴
- 太鼓 望月左太助
- 三味線 杵屋勝司郎
- (曲構成 杵屋勝十朗、望月秀幸)
-
トーク「くにさきと鬼」①
-
・ 神と仏が出会った場所
・ 寺院建造ラッシュ!?
- 段上達雄(別府大学教授)
-
狂言「清水」
-
トーク「くにさきと鬼」②
-
・ 人が鬼に、神になる?
・ 奇跡の半島、くにさき
・ 鬼は仏で祖先で?
- 段上達雄
- 大塚敏幸(長岩屋修正鬼会保存会 会長)
- 井ノ口敦也(長岩屋修正鬼会保存会)
-
修正鬼会
-
・ 香水
・ 鈴鬼
・ 荒鬼、災払鬼
・ 鬼の目撒き
・ お加持
・ 小餅撒き
- 長岩屋修正鬼会保存会
SPECIAL TOUR
ライブにあわせて、
紅葉の国東をめぐる
NOBODY KNOWS
特別バスツアー
- 日程
- 2019年11月30日(土)*本ツアーは終了しました。
- 集合
-
① JR九州「宇佐駅」13:10出発(博多・大分方面からJR利用の方)
②豊後高田バスターミナル(昭和の町)13:30出発
(大分空港からのリムジンバス利用の方)
- 行程
-
13:10 宇佐駅出発
13:30 豊後高田・昭和の町 出発
→田染荘(平安時代そのままの田園風景)見学
→熊野磨崖仏(国指定文化財)散策
→富貴寺大堂(国宝)見学
→天念寺・NOBODY KNOWS公演鑑賞
ツアー特典:最前列で鑑賞(前半のみ、後半は全員立見)
→21:00ごろ宇佐駅着(予定)
- 料金
- 5,000円(公演鑑賞料、およびワンドリンク・フード含む)
- 定員
- 20名
- 詳細・
申込
- https://www.confetti-web.com/tabi/tour_list.php?t_id=62&
- 申込期間
- 11月13日(水)正午~27日(水)
*申込は先着順です。
*熊野磨崖仏では不安定な石段を20分ほどかけて登ります。
*ライブ会場では前列の席にお座りいただけます(ライブ前半のみ。修正鬼会では全員立ち見)
*宿泊をご希望の方は、別途ご案内いたします。