日本には、世界に類を見ないほど多種多様な芸能があることを知ってますか?
外国文化や異なるジャンルの要素を取り入れながら、日本人ならではの感性によって磨かれてきた「伝統芸能」。現代の私たちは難しくとらえがちですが、ちょっと知るだけで、ちょっと魅せ方を変えるだけで、その芸術性、カッコよさ、おもしろさが見えてきます。
2018年度の公演に先立ち、代表的な日本の伝統芸能である「日本舞踊」と「長唄」の魅力をつたえるべく、若手アーティストが集結しました。「古典の面白さを伝えたい!」と、伝統曲の粋を集めた1曲を創作。歌舞伎から発展した踊りである「日本舞踊」と、歌舞伎を引き立てる日本のオーケストラ「長唄」による「春夏秋冬」です。
「春夏秋冬」メイキング映像
曲「春夏秋冬」Full ver.
曲構成の内容
[春]舞踊曲「元禄花見踊り」から抜粋。満開の桜。心が浮き立ち、踊りたくなっちゃう。
[夏]祭囃子3種。夏の夜、うきうきと、せつなさと。あなたの夏祭りは、どんな音がする?
[秋]虫の音を表す三味線の定型フレーズ“虫の合方”の一節。秋の静かな夜。空には満月。
[冬]舞踊曲「鷺娘」から抜粋。一面の雪景色。一羽の白鷲が、凍えそうな空に飛び立っていく
。
(三味線・囃子の聴かせどころ)三味線の技術が光る“大薩摩”と、緊迫感たっぷりの囃子演奏“乱序”。
[新春]舞踊曲「鏡獅子」より抜粋。季節は巡り新春。力強い獅子で、慶びの春を寿ぎます。
[ 日本舞踊振付 ]花柳源九郎
[ 長唄編曲 ]杵屋勝十朗、望月秀幸
[新春]舞踊曲「鏡獅子」より抜粋。季節は巡り新春。力強い獅子で、慶びの春を寿ぎます。
[ 日本舞踊振付 ]花柳源九郎
[ 長唄編曲 ]杵屋勝十朗、望月秀幸